こんにちはマロンです
今回は家庭教師の実体と、塾講との比較についての記事を書いていこうと思います。
大学生になると家庭教師か塾講でバイトしようと考える人が出てくると思います
私自身、大学生になってすぐに家庭教師をはじめ半年後から塾講をはじめました。そして、家庭教師は一年でやめた二年生からは塾講に専念することにしました。
家庭教師のアルバイトの平均的な時給は2000円前後で塾講は1500円前後が相場だと思います。
これだけ見ると断然家庭教師の方がいいかと思いますが、時給では判断しきれないことがあるので、今回はその理由について5個の理由をもとに話していこうと思います。

目次
なぜ家庭教師は稼げないのか?
大きく分けて以下の3つの理由があります。
- 一軒一軒の家が自宅から近いとは限らない
- 基本的に一日一人が限界
- 授業以外の業務がほとんどない
一軒一軒の家が自宅から近いからとは限らない
家庭教師の場合は基本的に生徒の家に行って教えます。そのため、担当する生徒が家の近くに住んでいるとは限りません。
確かに担当する前に、その生徒の住んでいる場所は教えてもらった上で担当するか決めます。ただし、家の近くの案件だけを待っていても限界があります。
そのため大体の人は自宅から前後二駅を許容範囲にします。ですが、いざ始まってみると一回一回のために往復30分の移動はかなりの無駄です。
初めのうちは30分なんてゲームしていればすぐだと思うもんなのですが、実際やってみると授業開始の30分前に家を出ることに対して嫌になってきます。
もし近くに住んでいればあと20分寝れたのになんて思うのも何回もありました。
さらに、電車の時間などが合わない時は1時間ほど無駄にすることもあります。確かに交通費はもらえるのですが、歩いて時間などはもちろんもらえないため、時給に換算すると400円ほどになってしまいます。
目も当てられないですね笑笑
私の場合は途中から時間短縮のために原付で行っていたのですが、それでもガソリン代などは出ませんでした。
塾講の場合、最寄駅で探せば電車に乗る時間も省けます。また、1日に何コマも行えば家庭教師よりも1日で稼げる額は大きくなります。
家庭教師は基本的に1日1人が限界
これは平日に限った話になるのですが、夕方まで学校があるときは基本的には一人しか教えられません。そして、もしその生徒が1時間だけの生徒に場合交通費込みで2500円ほどしか稼げません。
1日に2500円は大学生の休日の稼ぎだと物足りないです。例えば、塾講の場合は平日でも3人は教え、4500円稼げます。飲食店などで深夜まで働けば6時間働き6000円も稼げます。
大学生になると平日2日バイトをするとした場合その二日間はがっつり稼ぎ、残りの日で遊ぶ方が効率がいいと思います。
その点、家庭教師は1日にそこまで稼げず、また、バイトのために家の近くまで帰ってしまうと終わったあと学校の友達と遊ぼうともならず結局無駄な時間を過ごすことになってしまいます。
休日の場合でも移動時間のことも考えると3人が限界だと思います。そうなると、7500円になります。
ただ、塾講の場合は昼から夜の22時まで働いて15000円ほど稼げ、飲食店でも10時間働いて10000円稼げます。
休日になるとその差もかなり開いてしまうので、遊ぶ時間確保して無駄な時間をなくしたい場合は家庭教師は向いていないと思います。
塾講と違って家庭教師は授業以外の業務がほとんどない
これは家庭教師と塾講の大きな違いだと思います。家庭教師の場合授業以外の日に教えに行くことはまずありません。また、もし教えに行ってもただ働らきになること間違いありません。
また、私が働いていた家庭教師会社では授業後、必ず書かなければいけなかったレポートの時間も時給は発生しませんでした。
そのため、1ヶ月で入ってくるお金は毎月決まって3万円でした。(生徒が休んだ場合はさらに減ります。)
逆に塾講の場合は質問対応、朝の駅前でのビラ配り、事務作業、代講、などのがあり、授業以外でも稼げるものが多かったです。
また、質問対応などはフラっと塾に行った時でもいいので、あらかじめ決まった時間に行く必要がなく、ちょっと早く家に着いてしまったときなどにおこずかい稼ぎの感覚でいけました。
また、朝のビラ配りは早起きできて、かつ稼げるので一石二鳥でした。
そのため、塾講の場合は平均して5万円授業代、3万円その他の業務からもらうお金といった感じで稼いでいました。
また、授業以外の業務がたくさんあることでいろんなことを経験することができたのも良かったと思います。
家庭教師、塾講の実際の1ヶ月の給料は?
ここでは私の大学生1年、2年の時の給料を公開したいと思います。
大学1年では塾講と家庭教師を掛け持ちして、大学2年からは塾講に専念しました。
大学1年
家庭教師
週2日 3時間 交通費込みで7000×4で月28000円
塾講
週1日(計7コマ) 1日1500×7で10500円で、1ヶ月で42000円
その他(質問対応、事務作業など) 1ヶ月1万円
合計52000円
合計1ヶ月8万円 でした。
1年生の時は家庭教師があったため事務作業、質問対応の時間が取れませんでした
大学2年
大学2年からは家庭教師をやめて塾講に専念して、働くのも週2日にしました。
塾講
週2日 (平日4コマ、休日10コマ) 1500×14で1週間で21000円1ヶ月で84000円
その他(事務給、質問対応) 月20000円
合計10万4千円でした。もちろん事務作業などが少なかった時は減りましたが、それでも年間通して9万円を切ることはありませんでした
また、バイトを週2にしたことで大学の課題や、友達と遊ぶ時間も増えて充実した生活を送れていました。
家庭教師で効率よく稼ぐには?
今まで家庭教師を反対してきた私ですが、家庭教師でも頑張れば塾講よりも上手く稼ぐことができます。現に私の友達では週2で私より稼いでいました。
ここからは私の友達がやっていた家庭教師の稼ぎ方を紹介します。
平日1日 4コマ 2500円×4で週1万円、月4万円
休日7コマ 2500円×7で1万7500円 月7万円
合計11万円
なぜここまで稼げたのか言うと、家庭教師のデメリットの部分をなくすために辛抱強く案件を待っていたからです。
彼は絶対に家の近くの案件しか受け入れませんでした。かつ、1日3時間以上の生徒を待っていました。
実際彼はコマ数で見ると11コマ持っていますが、3人しか教えていませんでした。4コマの生徒が二人と3コマの生徒が1人でした。
こうすることで移動時間を省き、平日でも稼ぐことを実現していました。
なので、もし家庭教師で上手く稼ぎたい人は、自分の家の近くで3コマ以上取ってくれる人を待ち続けることをお勧めします。